「大願成就」もうすぐ両目が開眼します!!

ただいま第3学年の美術の授業では、「鴻巣赤物・だるまづくり」に挑戦しています。鴻巣には、「赤物づくり」という、大変貴重な技術があり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。鴻巣は昔、桐の箪笥を生産していましたが、箪笥をつくることで出てきたおがくずを糊と混ぜ合わせて固めた「桐塑」と呼ばれる粘土のようなものをつくり、それを人形の頭部にしてひな人形などをつくったり、赤物と呼ばれる作品にしたりしました。赤物の「赤」は厄除けや家内安全、子どもの健やかな成長を願う意味がありました。そこで、このおがくずを素材として赤く仕上げる鴻巣の赤物づくりに学び、だるまをつくることにしたのです。